レンレンと行くヴァナ・ディール冒険綺譚

ただただ思ったことを、だらだらと書くだけですよ?

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2010.03.03 Wed 03:51
こんにちは、こんばんは、お久しぶりですこの企画。
多分もうやらないだろうと思っていましたが、何故か書いてしまいましたw
えぇ、えぇ、まぁとりあえず何も言いません書きません。
ただ一言。

読むな!とだけ・・・w

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2008.06.30 Mon 02:18
と、言う訳でKSS2回目でっす。

初めての人は1回目を探してそっちから見てね。

イヤ、やっぱり見ちゃダメ!(>_<)

じゃじゃ、説明しちゃうね。

KSS(勝手に・ショート・ストーリー)は私が撮ったSSの中から、これは何か話しが作れる!

と言うSSを何枚かチョイス!

それに勝手にストーリーをつけちゃおう!と言う、トンデモ企画ですw

どの辺がトンデモかと言うと、実際のキャラを無視して、私が勝手につけたキャラでみんなが“右往左往させるから”ですw

今回は2回目、と言うことでやり方を模索しながら行きまっす。

では、出演者の紹介から~

忍者 ふぁーさん

白魔 せふぃさん

黒魔 ぽこさん

ナイト レン

怪盗テンテン

以上の5名でっす。

じゃじゃ、始まり始まり~

_______________
_______________


厳かな雰囲気の中、何故か俺は会いたくないヤツの前に居る。

この国で1番エラく、1番傲慢で、1番偏屈で、1番の元凶ぽかったりする、現サンドリア王国、第26代目国王デスティン。

なんでバストゥーク所属の俺がこんなヤツに謁見してるかって?

そりゃぁ俺がサンドリアのスパイだったりするからだ。

一応忍者やってるからな(苦笑い)

ちなみにだが、俺はコイツが大嫌いだ。

ここにいるヤツ等も含めて・・・

唯一まともなのは、王立騎士団団長と神殿騎士団団長の2人ぐらいだろう・・・

んでだ、今回の召還命令にはいろいろと訳があるわけで・・・

バストゥークの現況を報告したり、まぁいろいろな訳だ。

でもなぁ、まさかあんな事を命令されるなんて、トホホ・・・

そう、あれは報告が終わってさっさと帰ろうとした時だった・・・

「うむ、ご苦労であった・・」

「はっ、では自分はこれで」

ゆっくり立ち上がると、そのまま背を向け謁見室から出ようとした時だった。

「うむ、まぁそう逸るな。一つ、ぬしに頼みたい事があってな。」

【むむむ】【何ですか?】

「はっ、陛下のお頼みとあらば粉砕骨身、全身全霊でお答えする所存であります。」

我ながら情けない・・・

権力には逆らえませんぜ、ダンナ。

だけどな、俺はさっさと帰りたいんじゃ~!(ノ ゜Д゜)ノ == ┻━┻

「うむ、詳しくは宰相のハルヴァーから聞いてくれ、では朕はこれで。」

ちょwお前が頼みたいとか言っといて丸投げかいっ!

そそくさと部屋から出て行く傲慢偏屈ジジィ

チクソ、いつかその首殺ってやる・・・

しっかり首洗っとけよなー!m9( ゜Д゜)

「ではふぁーよ、今回の陛下の悩み事だが。」

またか、悩み事多すぎだろおい・・・

息子の嫁を人に探させたり

息子の嫁を人に探さs(ry

息子の嫁をh(ry

m(ry

どんだけ人を使えば気が済むんだー!?(ノ ゜Д゜)ノ == ┻━┻

「おい、ふぁーよ、聞いておるのか?」

ハッ!しまった、さっさと聞いて終わらせなければ

「それで最近ボストーニュ監獄から夜な夜な奇妙な悲鳴が聞こえてな、その原因をお前に調査してもらいたいのじゃ。」

「畏まりました。ですが宰相、一つよろしいでしょうか?」

「うむ、では聞こう。」

「ここドラギーユ城には、神殿騎士団、と言うものが存在するのでは?そちらに今回の件、任せたほうがよろしいのではないでしょうか?クルリラ様も必ずやご期待通りの活躍をされると思いますが・・・」

「貴様!先ほどの陛下への言葉嘘偽り無いものではないのか!!?」

うわぉ、そう来たか。さすが自称誇り高い栄光あるエルヴァーン・・・

「いえ、ですが」

「ええい!さっさと行け!」

と、まぁ結局ゴリ押しで任される訳だよ、トホホ・・・_| ̄|○iilll

ええい、こうなったら儘よ!知ってるヤツ等を片っ端から道ずれにしてやる・・・

ぁ~そだ、ボストーニュ監獄と言えばアレで釣れるじゃないか、へっへっへ・・・

懐にあるオレンジ色のリンクパールを取り出して、俺は早速道ずr、グフン、もとい、お手伝いさんを呼ぶことにした。

「え!本当ですか~お願いします~」

まずは一人、あとは芋ずる方式だな・・・

「ぉ、じゃあ私も行くょー」

フムフム、白魔デスネ、【はい、お願いします。】

「なら私は黒魔でー」

よし、帰りの足もゲット!これだけ道ずれが居れば・・・

「んじゃ、しゅっぱーつ!」

今日集まってくれた、だまs ・・・ 快いお仲間達は

ナイトを目指してまっしぐらなレンさんと

白魔・せふぃたんと

便利なタルタル・ぽこっち

 ー ぇ、何か忘れてないかって?それはボストーニュ監獄についてからのお楽しみ・・・ ー

ん、何か違う声が、ま、いっか。

さてと、じゃ、ちゃっちゃと行きましょうかね。


_________________


ん~ここはいつ来てもジメジメだな

「うぁ~暗くてジメジメしてて、イヤだな~。」

「まぁね、ジェリリン取るまでの辛抱だよっ」

「私は最近ケモリンで篭ってるけどね~」

何も知らないで楽しそうに談笑ですかぁ、フフフいいご身分ですね。

ぁ、いつの間にかダークサイド逝ってた、修正修正と。

「ぁ、その辺落とし穴とかあるから気をつけてね~」

と、せふぃが注意した、その時だった!

ぁぁぁぁぁああぁぁぁぁああぁぁぁぁあぁぁぁぁ・・・・・・・

監獄に木霊する、何かの悲鳴

「ひっ!」「うわっ」「ん~」

三者三様に反応

ぁ、あんまりぽこっちビビッてないね、【残念です。】

「な、何です、今の?」

「何だろうね・・・」ジロリ

ん、何でだろうか、今せふぃに睨まれたような・・・

「ぁ~なんか居るみたいだね~最近ずっとだったから慣れちゃったよ」

ぽこっち、なんてバイタリティの高さ・・・

「とりあえず、さっさとジェリリン出そうぜ~」

先を促してズンズン進む

どうせ例の件も最奥の方から聞こえてるらしいしな、一石二鳥ってヤツだ。

まぁ適当に報告してさっさとバスに戻りたいだけだけどな。

しばらく進むと袋小路にたどり着いた。

例の悲鳴の方はさっきの1回きりで、あれからは大人しくしているみたいだった。

このまま大人しくしてくれればいいのに・・・

そんな俺の淡い希望も何のその、唐突にそれはまた聞こえてきた。

ああああああぁぁあぁぁぁぁっぁああああああああああぁぁぁぁぁ・・・・
ちょっとー
「さっきよりも、近い?」

うわ、さすがにこれはシャレにならないかもなぁ・・・

「何々、これって監獄で死んだ囚人の亡霊とか?」

「なのかな~まぁこっちはこっちで関係ないはずだけどね」

イヤ~それがありまくり、超関係してるんだよ、ぽこっち。

辺りを見回すが、やはり何も無い事に一安心。

すると、いきなりゴースト系のモンスターが現れた!

Aka080615230531a.jpg


「うわ!」

「レンさん慌てないで、行くよ!」

「はいっ!」

いい先輩してるね、せふぃ

俺とレンさんで盾をしつつ、ぽこっちの魔法で攻撃

実態が無いから俺たち前衛には出番が無いからな、悔しいけど。

それでもいくらか攻性のある魔法で少しづつ、ダメージを与えていく。

「二人とも!合図したら離れて!!」
ちょっと、ねえてっば
ぽこっちが古代呪文の詠唱を始めるらしい。

「лезбгофакл・・・」

俺には解らない、古代の言葉で紡がれる呪文

その言霊を紡ぐことにより、絶大な力を顕現させる黒魔道士はやっぱりスゴイな。

せふぃが「来る!」

「待ってたぜ!」「いっけーーー!」
ねえってばー
俺とレンさんが同時に離れる。

刹那、俺たちが居た空間を超高熱が埋め尽くし、そこに存在していた全てを消滅させた。

「これがさっきの悲鳴の原因?」

「多分ね。ま、これで何かに脅える事も無いんじゃないかな」ジロリ

「だといいけどね~・・・」

ぽこっち、その意味深な言葉は何ですか?

あとせふぃ、何か勘づいてる?

「ま、何にしても、さっさとジェリリン出して帰ろうぜ。」

「ぁ、はい!お願いします。」

うん、素直が一番だね。

「ジロリ」

ちょw心読まれてる!?

「さぁ、サクッといこっか」(汗

冷や冷やさせるな~もう・・・

「もう!いつまで無視するんだやい!」

!!!?

辺りを見回すが、声の主はどこにも居ない。

うわぁ、これで終わったと思ったのに・・・orz

「ここだやい!下下!」

ん、下?

声のする方向の下を見てみると・・・

果たして、その声の主は、めり込んでいた!!

Aka080615212323a.jpg


「うぁわ!」「ちょっ」「ぬっ!」

か、壁にタルタルらしき顔が・・・

「もう、やっと気づいてくれたね!オイラぷんぷんだよ!」

人面壁?それてもキメラ?何?何何何???

ぷっしゅ~~~~~

「ぁ、ふぁーが考えすぎて逝った。」

システムサイキドウシマス、シバラクオマチクダサイ・・・

ん、ん~

「ぁ、起きた。」

「で、何だっけ?」

「ヘキサストライク!!」 onトゲトゲ棍棒 by ナジャ社長

ドカッ!バキッ!ドゴッ!バシッ!ゴンっ!ザクッ!グサッ!ドッカーン!!

「起きた?」

「ん、ぁぁ、ありがと」

何か頭から生暖かいものが流れて、視界も赤くなってる気がするけど、ま、いいか。

「ちょっせふぃさん・・・」

「ん?何か見た?レ・ン・さ・ん???」

(((((((‘д’;))))))

「大丈夫だよ、エルヴァーンは頑丈だから」ニッコリ

「は、はい・・・」

なんか丸め込まれてるけど、何だっけ

「またオイラを無視かい、いいもーん、さっき見つけたお宝、助けてくれたらあげようと思ったけどやめた!」

ぁーさっきのタルタルね

「なんでキミはここにいるの?」

レンさんが興味津々といった顔で尋ねる

「オイラ、何も悪さしてないのに、ここのでっかい傲慢で偏屈で、エラそうにしてるヤツ等にここに押し込まれてさ、ずっとずっとここにいたんだ。」

うん、ここのエルヴァーンは確かにそうだ!

「可哀想に・・・」

「だからね、アンタ達に助けてもらおうとずっと呼んでたのに無視ばっかり。さすがのオイラも堪忍袋の尾が切れちまったって訳だい!」

ぁー確かになんか聞こえてた気がするな。

あまりにも小さかったから気づかなかったけどw

「で、キミはここから出たいんだ」

「そうだやい!さっさと出しやがれってんだい!!」

「でも石にめり込んでるよ・・・」

「私の魔法でどうにか出来ない事も無いけど、どうする?」

「ぁ~じゃあぽこっち、サクッっとお願いね」

「ほい、じゃあ皆離れてね~」

俺達三人は少し距離を取ると、ぽこっちはまた何か詠唱を始めた。

「лезбгофакл・・・」

!!!

「ちょっ!ぽこさん、古代やっちゃったら何も残らないよ!」

「гфоакезбгофакл・・・」

それでも詠唱を止めないぽこ

「езбгофаклоакезгфоак・・・」

さっきよりも数段長い詠唱、これは何かあるな

「аклоакезлоакоалоакезг!」

詠唱が完了した瞬間、タルタルの周りに限定的に展開される超高熱が壁を融解させる。

そして見事タルタルの周りの壁だけを消し去り、めり込んでいた彼は脱出に成功する!

「ふっふ~ 私程の高位の魔道士ともなれば古代魔法の範囲指定なんて楽なんだよ。」

なんて便利な設定なんだ!!

「でも詠唱に時間がかかっちゃうからね、なかなか使う場面が無いけどね~」

ちょっと自慢気なぽこっち

「ありがと~じゃねー!」とんずら

「ぁ、キミ!」


レンさんが呼び止めるも、疾風の如く居なくなったタルタル

結局アイツはなんだったんだ?

「ぁ、もうこんな時間、ゴメンね~私戻るねー」

「は~い、ありがとでした~」

「せふぃ時間かぁ」

む~このまま続けるのもアレだしな

「しょうがないけどレンさん、今日はここまででいいかな?」

「ぁ、はーい」

「それじゃぽこっち、お願いー」

「ほーい、じゃエスケプするよ~」

結局ジェリリンは出なかったけど、まぁ元凶は断ったし、願ったり叶ったりかな。

ぁーそういえば報告しないとなんだっけ・・・

二人と別れてから、報告に行く

心なしか、レンさんの背中が悲しそうだったけど・・・

門をくぐり、いつものイヤな厳かな雰囲気が俺を出迎える

はずだった

城の中はハチャメチャのグッチャグチャだった・・・

「へっ・・・?」

もうそれは酷かった

一人のタルタルが大勢の神殿、王立騎士団の団員を手玉にとって城内を駆け回っているのだ

状況が解らないので、すぐに宰相に問い合わせる

「あ!宰相、これはいったい?」

「!?ふぁー!貴様どのツラを下げてここに来た!?」

ん、なんだろうか、雲行きが怪しい気が・・・

「我等はやっとの思いであの怪盗テンテンを捕らえて、監獄に閉じ込めたのだ!それをあろう事かヤツは脱獄し、あまつさえこの神聖なドラギーユ城まで汚したのだ!!」

ぁーなんか、本当にヤバイかも・・・

「何故だ!?何故ヤツは脱獄に成功した?何故!?ありえないはずなのだ、なぜならヤツはボストーニュ監獄の最奥、石詰めの間に投獄し、決して自力ではそこから脱出できないはずなのだ!」

ぁーなんか居たね、めり込んでたタルタルが

「ならば、脱獄を手引きしたモノが居るはずなのだ!なあ!ふぁーよ!貴様がヤツに手を貸したのだろう!!」

ちょっいきなり決め付けって!確かに助けたけど、やったのはぽこっちであって俺じゃないっっっ!!

「ものども!共犯者を見つけたぞ!切り捨てぇい!!」

「「「「「「「おとなしく観念して剣のサビになれーーーー!!」」」」」」」

ちょっ!マジでシャレにならないから!!

大挙して騎士団員が襲ってくる。

さっきくぐった門をもう一度くぐってそのまま街へと出る。

ズドドドドドドドドドっ!!

同じ門からかなりの数の騎士団員が出てくる。

うわっ!ホントにシャレにならないからーー!!

このまま南サンドリアまで抜けてロンフォールを抜けて、ザルクヘイムも抜けてバストゥークまで逃げてやる!!

こうして晴れて?俺はサンドリアから追われる身になった。

ま、こっちの方が気楽でいいけどな。

「「「「「「「「「まてーーーーーーーー!!!」」」」」」」」」

うわ、まだ追ってきやがる、じゃ、また何処かで!ノシ


_______________
_______________


さて、今回はいろいろとやりたくなって、結局ショートストーリーになりませんでしたorz

それになんかふぁーさんのキャラもすごいことになってたしねw

ぁ、ちょっとしたところでせふぃさんのキャラもすごかったね^^;

ま、こんな感じですw

これからも、末永く、生暖かく、見守ってやってくださいねw

2008.05.13 Tue 01:38
はい、始まりました新コーナー

「勝手にショートストーリー」

これは私が撮ったSSの中から「これは何か話しが作れる!」といったSSを何枚かチョイス

それに勝手にストーリーを付けちゃおうってコーナーです(笑)

設定とかも勝手に付けちゃって、書きたい放題の物です

だからちょっとアレ~な話になってるかもです

______
______


実はこれを書くのは2度目なんだけど、あまりにも・・・な話だったので消しちゃいました(笑)

でも、読んでみたい!と言う声にお答えして、ほんのちょっとだけ、復活させちゃいます(>_<)

ではでは、めくるめく、レンレンの妄想世界へご招待~















________________
________________











私の名前は「アカツキ レン」

ひょんな事からテンテンと一緒に過去のヴァナ・ディールに飛ばされた冒険者兼、傭兵だ。

最初はいつもと変わらない、だけど不思議な違和感に包まれた、似ているだけの異世界にでも迷いこんだ気持ちだったけど、そこで起きている現実を目の当たりにして、今私達が置かれている状況を理解することが出来た。

現代を遡る事20年、水晶大戦の時代に私達は飛ばされてしまったのだ!

呆然とする私達・・・

でもそうしていても、現実は何も変わらないと言う事を私達は知っている。

だから私達は、アルタナ連合軍に参加することを決めた。

こうして私達は、いつ終わるとも知れない戦いへと、その身を投じていった・・・





私達が過去に飛ばされてから2ヶ月

戦線のほうは相も変わらず、ジュノ周辺で激しい攻防が繰り広げられていた。

そして、私達はその1つ、ロランベリー耕地へと、配属されていた。


この2ヶ月、いろいろな事があった。

短いようで長い、長いようで短い、そんな時を私達は一緒に過ごしている。

いつも声をかければ、誰かから返事が返ってくるリンクシェルを、私は懐かしむように眺めていた。

私も冒険者をやってはいたが、やっぱり仲間と会えないのは心寂しい事だった。

それはテンテンも一緒だったみたいで・・・

だから、自然と、私達は恋人同士になった。

もう少しで当直の交代だ、私は眺めていたLSをそっと大事にしまい、テンを起こそうとした。

その時だった

カンカンカンカン!

けたましく響く警鐘の音

「敵襲ー!総員戦闘配備!!」

敵襲!?

私は急いでテンを起こそうとするが、その必要は無かったみたいだ

「来たね、急ご!」

「うん、早く準備しないと」

鳴り響く警鐘の音と、兵士の怒号とが混ざり合い、戦への旋律を紡いでいく。

私達も装備を整え、戦場へと赴く。

外では既に臨戦態勢で兵達が構えている。

私達も急いで持ち場に就く。

そして敵の第一陣が怒号と共に、押し寄せてきた。

私達はいつも先陣を切っている、だから当然の如く、すぐに突撃した。

敵の懐に入れば、その持ち前の身軽さと素早さで次々に敵を倒すテン

私も負けじと得意のホーリーから先陣を崩し、一気に切り込む。

一陣を退けたが、すぐに二陣、三陣と敵がやってくる。

その後は乱戦となったが、かろうじて撃退に成功した。

ほっと、安堵のため息をついた時だった

拠点の方から、激しく金属をぶつけ合う音が聞こえたのだ。

「き、奇襲ー!」

その声と共にどこからか沸いて出てくるクゥダフ達

嵌められた

簡単な陽動作戦に私達はまんまと嵌められてしまったのだ。

既に指揮系統は混乱しはじめ、兵達が浮き足立つ

「このままじゃ危ない、急ごう、テン!」

「もちろん行くよ、レンレン!」

Aka080510003237a.jpg


お互いに名前を呼び合い、死地へと飛び込む。

こうなってしまえば建て直しは不可能、私達は撤退を呼びかける

「はやくここからの撤退を!」

「動ける人は怪我をしている人を担いでジュノへ、あそこなら受け入れてくれる!急いで!!」

私達は鉛の様に重い身体で必死に戦った。

既に士気は最低、負け戦の撤退戦は泥沼だった。

それでも私達は必死に呼びかけ、一人でも多くの人を逃がすために、戦った。

「なんでこんな事になったんだろうね」

「そんなこと、オイラに解る訳ないだろ?」

「うん、聞いてみただけ」

「そっか」

「うん」

他愛の無い会話、そんな中でテンはこんな事を言う

「でもね、オイラすっごく嬉しいよ、今」

「なんで?」

怪訝そうな私の顔を見て、テンは笑顔で言う

「だって、今をレンレンと一緒に生きていられるから」

「ば、馬鹿!」

顔を赤く染め、うつむく私

こんな状況でテンはこんな事を言う

でも、嬉しい

「・・・馬鹿」

もう一回悪態をつき、この憎たらしくも愛らしい、私の恋人を見つめる

「生きよう、明日を」

だから私は、願いと決意を込めて言う。

「うん、生きよう」

それを知ってか知らずか、テンもうなずいてくれる。

「さ、行こう」

「ぇ~もっとレンレンの顔を見ていたいよぅ」

バシッ!

横から槍が飛んでくる

「このバカップル!のろけなら他でやれってんだ」

本当にそう思う、まったくテンたら・・・

そうしている今も、戦場は動いているのだ。




撤退戦もいよいよ佳境を迎えた

残っているのは今まで撤退を支援していた人だけ

全ての人員を逃がし終え、私達も逃げようとした時だった

「マダ ニンゲンガ ノコッテ イタノカ」

そこには他のクゥダフより大きく、身体全体には特徴的なまだら模様、さらには大きな大剣を一振り引っさげた威圧感を放つ、化け物がそこにいた。

なんて不運、ここでこんなヤツに会うなんて・・・

クゥダフの中でも一際強い者が部隊を預かっているが、おそらくその部隊長なのだろう。

他のクゥダフとは比べ物にならない圧迫感を感じる。

「サテ ココマデ イキノコッタノダ ワタシガ アイテヲ シテヤロウ」

コイツを突破しないとジュノへの道が開けない

私とテンは一気にコンビネーションで決めるべく、突撃した。

「フハハハ! オロカナ ニンゲンメ シヌガイイ!!」

次の瞬間、私達の身体は宙を舞っていた。

続いてくる衝撃に身体が悲鳴を上げる。

しかもグラビデのオマケつきだ、重かった身体がさらに重くなる。

一歩一歩、テンの所へと歩むクゥダフ

このままじゃテンが危ない

私は必死に、この動かない身体に命じた

動け、動け!お願い、動いて・・・

ヤツがテンの前まで来た

それでも私の身体は言うことを聞いてくれない

お願い、動いて、ほんの少しでいいから、彼の所まででいいから!動いて!

そんな願いは虚しく響く

大上段の構え、そしてヤツはなんの溜めもなく、それを、振り下ろした

カアァァァン!!


私の盾は真っ二つに割れ、その役目を終える

間に合った!

しかし、そんな奇跡も、一瞬だった

次の瞬間、私の身体の感覚は宙を舞い、地面へと叩きつけられる

「レーーーーーン!!」

あれ、なんだろ、身体から力が抜ける

「レン!レン!」

誰だっただろうか、この声は

「レン!レン!」

私は必死に、この声を思い出す

ぁぁ、そうか、護れたんだ、一番大事な人を

だけど、なんで彼は泣いているのだろう

「レン!レェン!」

大丈夫だよ、私は、ここにいるよ・・・

そう、声に乗せようとして

もう耳が聞こえないのに気づいた

「・・・!・・・!」

あれれ、おかしいや

なんで彼の声が聞こえないのかな

「・・・!・・・・・・・・・!」

急速に身体が冷えていく

私、死んじゃうのかな

「・・!・・・・!・・・・・・・!!」

もう、立てないや

ゴメンね、テン

だから私は最後の願いを口にする

「にげ・・・・・・て・・・  テ・・・ン・・・・・・」

言えたのかな、ちょっと心配だ

そうして、私の意識は深い闇へと沈んでいった・・・




「レーーーーーン!」

彼女の身体から力が抜ける

オイラは必死に彼女の元へ走った

「レン!レン!」

なんで、なんでオイラをかばったり

「レン!レン!」

いつも言ってた、自分の身は自分で守るって、なのに

なのにどうして!?

必死に呼びかける

「レン!レェン!」

「大丈夫、だよ、・・・私は・・ここにいるよ・・・」

「レン!レン!」

涙があふれ出る

その涙が、目を開けない、彼女の頬を濡らす

「レン!目を開けて、レン!」

レンの身体から体温が無くなっていく

「レン!目を開けて!お願いだよ、レンレン!!」

そう、何度も呼びかける

必死に彼女を繋ぎ止める為に

「にげ・・・・・・て・・・  テ・・・ン・・・・・・」

そう一言言って、彼女から力が抜けた・・・

「レーーーーーーーーーン!!!」

愛しい人の名前を叫ぶ

「おきて!目を開けて!レン!」

涙が止まらない

解っている

もう、彼女が目を開けないのを

もう、その声でオイラのことを呼んでくれないのも

もう、一緒に旅をすることが出来ないのを

でも、感情がそれを認めない

こんな、こんなことがあっていいのか!?

こんな事を許していいのか!?

ふざけるな、死ぬのはお前たちのほうだ!

許せない!

許せない、許せない、許せない、許せない!

こんな世界も!

レンを殺したアイツも!

なにより、彼女を護れなかった自分が一番、許せない!!

オイラは感情のまま、剣を振るう

もう身体が重いだのなんだの、関係無い!

今は、コイツを殺すだけだ!!

必殺の一撃を、ヤツを殺すための一撃を!

もっと早く!もっと鋭く!!

身体が悲鳴を上げるのも構わず、全力で、ヤツを攻撃する

人は本来の力を出していない

何故なら、その力に自分自身が壊されてしまうからだ

だから、人は本来の力の少ししか、出していない

でも、今はそんなの関係無い!

レンを殺したヤツに、同じ目にあわせてやるために!!

身体が徐々に破壊されて行く

一撃を繰り出すたびに、少しづつ、身体の感覚が消えていく

それでも、その一撃がヤツを捕らえることはなく、虚しく空を斬る

「フン コンナモノカ ニンゲン ソロソロ シネ!」

逆に、ヤツの一撃は易々と、オイラを捕らえた

悲鳴も上げられないほど、身体には力が残されていなかった・・・

「ザコメ シンダカ  サァモノドモ ワレラノ ハタヲ カカゲヨ!」




「レ・・ン・・・」

既に感覚が無い身体を引きずり、彼女の元へ向かう

レンレンが、遠い

でも、行かなきゃ

きっと、一人じゃ寂しいし

だから、オイラが一緒にいないと

そう、2人で約束したから

だから

Aka080510005435a.jpg


いつか、言おうと思ってた一言を

「ただいま、レンレン」











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____________________





ここまで読んでいただいてありがとうです^^;

思い出しながら~なんて書いてたらいろいろと追加したくなったり、変えたくなったりで

前のよりかなり長くなって、本当にショートストーリーじゃなくなってるかも(笑)

それに、前より恥ずかしくなってるし(>_<;)

ぁ、あんまり見返さないでね?

それじゃ、またこんな機会があったら(無いほうがいいけど)

バイバ~イ(^о^)ノシ

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